サプライチェーンが環境に与える影響に対する取り組み

サプライヤーに起因する環境負荷の低減を支援

 

Gap Inc. は最も直接的に管理できる事業部門における環境フットプリントの低減に重点的に力を注いでいます。同時に、当社の事業活動に伴い排出される温室効果ガスの大部分の発生源であるサプライチェーンに注力することで、さらに大きな効果を生むことができると認識しています。現在このサプライチェーンの温室効果ガス排出量削減を目指す戦略の策定を進めており、その重要な第一歩として当社が取引する世界中の戦略的サプライヤーと協働し各社の環境影響を評価しています。また、広範な解決策を考案するため、アパレル業界内で連携を広めています。

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Gap Inc. はサステナブル・アパレル連合(SAC)の創設メンバーであり、サプライヤーの環境パフォーマンス報告において指導的な役割を果たしました。

2011年、私たちはサステナブル・アパレル連合(SAC)の創設メンバーとなりました。SACは、小売業者、アパレル製造業者、環境団体、研究者が加盟し、持続可能性に対する共通ビジョンの構築を目指す団体です。SACの主な目標はアパレル及び靴製造業が社会や環境に与える影響を業界全体で評価するための指標を開発することです。私たちはこのSACのビジョンを実現すべく指導的役割を果たしてきました。2013年にSACのシステムに記載されたサプライヤー情報の80%はGap Inc. のサプライヤーに関するものでした。私たちは2014年にSACの評価指標ツールであるヒグ・インデックス(Higg Index)を小売業者として初めて本格的に導入し、当社商品の製造工場の73%が環境パフォーマンスに関する報告を行いました。

SACとの協働に加え、私たちはインドのおよそ50施設を代表するサプライヤー7社との協働を開始し、2014年の水利用を評価しました。その結果、水管理のベストプラクティスを持つ施設を早急に把握することができました。私たちはこの評価から得た知見を施設名を伏せて他の施設と共有しました。また、私たちはすべてのサプライヤーがアクセスでき、競合他社や同業者と自社の環境パフォーマンスデータを比較できるオンライン上のダッシュボードを作成しました。このダッシュボードにはサプライヤーの温室効果ガス排出量、エネルギー使用量、水消費量が国、工場別に掲載されており、改善の機会を見極める際に役立てられます。

私たち はブランドの商品製造に携わるすべてのサプライヤーや工場が自社の環境パフォーマンスを定期的に評価し、持続的に改善するための支援を提供することを目指しています。私たちの長期戦略は、より持続可能な製造方法に関するトレーニングをサプライヤーに提供すること、ヒグ・インデックスや私たちの目標達成に協力してもらうこと、連携して環境負荷の低減目標を設定することに重点を置いています。

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The Short Story

  •  Gap Inc. は環境フットプリント対策を強化するため、サプライヤーと連携し彼らの環境パフォーマンスの改善を図っています。
  • Gap Inc. は共通指標の開発のためアパレル業界全体が協働する、サステナブル・アパレル連合(SAC)の創設メンバーです。
  • Gap Inc. はサプライヤーと共同でSACの環境測定ツール、ヒグ・インデックスを本格導入した初の小売業者です。
  • Gap Inc. はより広範な変化を促すため、インドのサプライヤーと連携して水管理のベストプラクティスを共有しました。