プレスリリース  2018年3月19日

GAP INC. 、2020年末までに100億リットルの節水を目指して新しい持続可能な製造目標を発表


繊維工場と洗浄工場における商品革新と効率向上が節水の鍵

サンフランシスコ – 2018年3月19日 – Gap Inc.(NYSE: GPS)は本日、2020年末までに100億リットルの節水を目指す新しい持続可能な製造目標を発表しました。この節水量は50億人の人々が日々必要とする飲料水の量に相当します。この節水目標を達成するには、繊維工場と洗浄工場における商品革新と効率向上が鍵となります。この目標に向けた取り組みはすでに進捗しており、2014年以降、Gap Inc. 主導のプロジェクトは24億リットル以上の節水を実現してきました。

「水を自由に使えることは、私たちのビジネスのほぼすべての側面において不可欠です。自社の衣料品製造における水の使用量を削減しなければならない責任を担うと同時に、変化をもたらす機会であることも認識しています。商品革新と改善された製造方法を活用することで、お客様がお気に入りのジーンズとTシャツを気持ちよく着こなすだけでなく、商品を購入することがどのように地域社会にプラスの影響をもたらし、世界の水不足問題への取り組みに役立つかについても満足していただくことができるはずです」と、Gap Inc. グローバルソーシングのエグゼクティブバイスプレジデント、Christophe Rousselは述べました。

近年、Gap Inc. は工場と洗浄工程の各段階で水の利用効率を促進する取り組みを着実に推し進めてきました。2013年には繊維工場サステナビリティプログラムを導入し、繊維工場周辺の社会面と環境面における業務慣行の改善に努めてきました。また、サステナブル・アパレル連合(SAC)が作成したヒグ・インデックスを使用して、水の使用量をはじめとする環境負荷の評価を行うようサプライヤーに対して働きかけています。さらに、2004年に導入したデニム洗浄工場の排水を適切に処理することで水源汚染を防止する当社の水質監視プログラムを強化し、積極的にデニム洗浄工場の排水の水質モニタリングと水質向上にも取り組んでいます。

商品においては、Gapブランドが水の使用量を20%以上削減するWashwell(ウォッシュウェル)というデニムの新しい洗い加工技術を先駆けて導入。2016年にこのプログラムが導入されて以降、Washwell(ウォッシュウェル)は1億リットル以上の節水を実現しました。 

「私たちは清潔で安全な飲料水にアクセスできることは基本的人権であると考えています。だからこそ、商品の製造過程が人や地域社会にとって常に安全であるよう努めているのです。これは人にも地球にも正しいことであるだけでなく、私たちのビジネス成長にも不可欠です」と、Gap Inc. グローバルサステナビリティのシニアバイスプレジデンド兼ギャップ財団のプレジデントを務めるDavid Hayerは言います。

より広範な影響を確実にもたらすため、Gap Inc. は他の有名ブランドとも協業し、より環境に配慮した製造方法の導入も提唱しています。これには、水、エネルギー、化学物質の使用量を削減するために繊維工場の業務効率改善に焦点を当てた天然資源保護協議会(NRDC)のClean by Designプログラムを拡大する取り組みを支援するほか、サステナブル・アパレル連合(SAC)のアパレル・インパクト・インスティテュートの創設メンバーを務めることが含まれます。また、Gap Inc. は有害化学物質排出ゼロ(ZDHC)プログラムのメンバーでもあります。ZDHCのメンバーは、2020年までにアパレルとフットウエア製品のライフサイクルに対する有害な化学薬品の使用撤廃へと業界をリードするため共通施策に取り組んでいます。 さらに、Gap Inc. は国連グローバル・コンパクトのCEOウォーターマンデート(CEO Water Mandate)にも署名しています。

Gap Inc. の水質管理戦略
Gap Inc. の水質管理戦略の一環である新たな製造目標には、原料および商品のデザインレベルでの影響を軽減するほか、当社のビジネスと携わる地域社会が清潔な水と上下水設備へのアクセスの改善に向けた取り組みが含まれています。

Gap Inc. のWomen + Water (女性と水)プログラムを通じて、当社はビジネスと携わる地域社会が清潔な水と上下水設備へのアクセスを改善できるように取り組んでいます。当社のP.A.C.E. プログラムに導入された水と衛生に関するカリキュラム、「WASH」(water、sanitation、hygieneの頭文字)では、インドの地域社会に対してWASHの認知度、教育、水へのアクセスを支援するなど、ウォーターエイドのような組織とさまざまなイニシアチブで提携しています。昨年、Gap Inc. と米国国際開発庁(USAID)は、アパレル業界に携わる女性の心身の健康増進を図るための提携事業、Women + Waterのパートナーシップをインドでスタートしました。

地域社会においては、ウォーターエイドとパートナを組むことで、衛生教育、上下水設備、清潔な水を利用できるよう34,000人以上を支援してきました。 新たな助成金で、この2つの組織はさらに2万人の人々と約4,000世帯が清潔な水、上下水設備、衛生教育にアクセスできることを目指しています。

Gap Inc. の原材料戦略の一環として、当社は特に水を大量に消費するコットンに重点的に取り組んでいます。2016年、Gap Inc. はベター・コットン・イニシアチブ(BCI)に参加、現在までに1億ポンド(約4万5,000トン)を超えるベターコットンを調達してきました。この取り組みの一環として、Gapでは2021年までに、同ブランドで使用するコットンはすべて、ベター・コットン(ベター・コットン・イニシアチブの基準を満たしたコットン)、オーガニックコットン、再生コットン、アメリカ産コットンを含む、より持続可能な調達源から仕入れるという大きな目標を立てました。2016年にこのプログラムに参加して以来、Gapブランドでは5,200万ポンド(約2万3,600トン)のベターコットンを調達しています。

Gap Inc. のサステナビリティーに関するゴールについて
Gap Inc. では、小売事業とサプライチェーン全体で、環境負荷を低減するために世界中でアクションを取っています。2020年末までに世界中の自社運営施設における温室効果ガスの総排出量を2015年の基準値から50%削減し、米国で運営する施設の埋立処分される廃棄物の再利用率を80%に引き上げることを目指し、取り組んでいます。

Gap Inc. のサステナビリティに関するイニシアチブについては、http://www.gapincsustainability.com/をご覧ください。
(日本語版サステナビリティウェブサイトはこちら


Gap Inc. について 
Gap Inc.は、Old Navy、Gap、Banana Republic、Athletaの各ブランドを通じてメンズ、ウィメンズ、キッズそしてベイビー向けのウェアとアクセサリー、パーソナル・ケア製品を展開する世界的専門小売企業です。2017年度の純売上高は159億ドルであり、直営店舗とフランチャイズ店舗およびオンライン販売を通じて、世界90カ国以上で商品を提供しています。詳しくは、www.gapinc.comをご覧ください。